2016年5月17日火曜日

5月17日(火)の給食

ごはん、牛乳、豚肉の生姜焼き、塩昆布和え、みそ汁  713kcal
今日の豚肉の生姜焼きは、すりおろし生姜がたっぷりだったので、ちょっと大人の味でした。醤油の味もしっかりついていたので、ごはんが進む味付けではあったのですが、少し濃すぎだったので次回は、調味料の量を改善したいと思います。
 人間の味覚の基礎は、子どもの時にできあがると言われています。小さい頃にいろいろな味や食感を体験することで、将来の味覚の幅が広がります。 ただ、気をつけなければならないのが、味付けです。 舌の表面にあるでこぼこは、味蕾細胞といって、味を感知する場所なのですが、年をとるにつれて、味蕾細胞は減少するので、味を感知するのも鈍くなります。 なので、人間は年をとるにつれて、濃い味を求めるようになるのです。子どもの頃から濃い味に慣れてしまうと、その分、摂取する塩分量もかなり多くなります。塩分の取り過ぎは、内臓に負担をかけたり、様々な生活習慣病にかかるリスクが高まります。 ですから、子どもの頃から、薄味に慣れておくことはとても大切なのです。 
 ご家庭で、お子さんの食べる料理を味付けするときのポイントは、大人が味見してみたときに「ちょっと薄いかな…」と思うくらいが、子ども達にとっては、ちょうどいい味付けだということです。 味付けの時に気をつけてみて下さいね。

今日の佐賀県産・・・米、キャベツ、きゅうり、こねぎ、煮干し