2018年3月9日金曜日

3月9日(金)の給食

【 非常食体験献立 】
救給カレー(★今年度備蓄品)、牛乳、具だくさんだご汁、フルーツ杏仁(★今年度備蓄品)、ごま塩おにぎり(◎中学部・高等部のみ提供)  853kcal
今日の給食に登場した『救給カレー』は、賞味期限は製造から約3年間となっています。
 平成23年3月11日の東日本大震災の際に学校給食施設の使用不能や食糧不足、道路寸断などによる輸送不能により、学校給食の提供が不可能になったことを教訓に、電気・ガス・水道が途絶えたなかで、救援物資が届くまでの『いのちをつなぐ』非常食として開発されたレトルトカレーです。
 非常時でも通常の食事に近いものを食べてもらいたいという願いを込めお米を主体とし、さらにアレルギー特定原材料27品目を排除した製品です。

 昨年度の給食試食会で、保護者さんに試食していただき、選定した『救給カレー』を、今年度からPTAバザー会計より予算をいただいて購入し、非常時に備え本校の給食室で備蓄し、毎年更新するという取り組みをはじめました。
 今までも、給食食材費から「カンパン」や「パンの缶詰」を非常用に備蓄していましたが、固すぎて食べられない子どもがいることや、缶の切り口でケガをする恐れがあるなどの理由もあり、備蓄品を変更することとなりました。

 保護者の皆さんからは、『子どもたちがいざというときに食べられなければ意味がない!ぜひ給食で救給カレーを食べる体験をさせてほしい!』との声もあり、本日「非常食体験給食」を実施しました。

 味は、だれでも食べられるように辛味はなく、物足りなく感じた人もいたようですが、意外と好評で、ほとんどの子どもたちが食べることができました。
 また、来年度に向けて購入し備蓄し、一年後に「非常食体験給食」を実施したいと思います。
開封すると自立します

付属の使い捨てスプーンを使って食べます

今日の佐賀県産…米、鶏肉、みかん、甘夏みかん、こねぎ