秋の香りのする炊き込みご飯には、栗や舞茸やしめじや干し椎茸を入れました。ご飯もおかずもとても美味しかったです。お弁当を外で食べている子ども達の様子を見て回っていると、あわてて中学部の男子生徒が教室の方にかけていきました。担任の先生に、「どうしたんですか」と聞くと、「生姜を食べて、トイレに行きました」ということで、子ども達にとっては、苦手な生姜の辛みだったよ
うです。ご免なさいね、甘酢に漬けて大人には美味しかったのですが・・・。高等部でも、お弁当は好評で、「また来年も、季節の良い今の時期に食べたいです」ということでした。ただ、小学部さんには、半分くらい食べたという子どももいました。苦手なものが多かったのでしょうね。右は、食べている高等部の様子です。今日の佐賀県産・・・こめ、牛乳、アスパラガス、ミニトマト


カウンターで「魚がちっちゃい(小さい)」という高等部2年生の言葉に、「ごめんなさい」と思いながら、つい微笑んでしまいました。食へのこだわりのある生徒なので、魚と野菜と別々の皿に盛っていました。大きな皿に、唐揚げの魚がコロンと一個乗っていたので、確かに、かなり小さく見えました。思いもかけないインパクトのある声に驚いた日でした。
小学部3年生の担任の先生に「小学部の子ども達は、コーヒーは苦手ですよね。」と聞くと、「いいえ、○○君はコーヒー大好きです」という答えがかえってきました。コーヒーはカフェインが多いので、小学生には、どうかなと迷いながらのコーヒーゼリーでした。辛い物も、苦い物も、苦手な人は何人かは、必ずいるので、少し配慮をしていかないといけないなあと常々思っています。代わりの物は、準備できないので、ほんの少し食べてほしいと願っています。また、久しぶりのハヤシライス、とても美味しかったです。残滓も、少なかったので、嬉しく感じました。
今日の給食を見た時に、量が少ないかなと思いましたが、食べてみるとお腹いっぱいになりました。ハンバーグの挽肉やサラダのマヨネーズなど、エネルギーの高いものが多かったからでしょうね。今日も、ハンバーグの焼き具合も良いしソースも美味しかったです。蓮根もしゃきしゃきして良い歯ごたえを感じました。今日のれんこんは佐賀県産でした。佐賀県では白石町でたくさん作られていますね。
にんじんご飯は、にんじんとちりめんじゃこを入れました。ちりめんの味が出ていて、とても美味しかったです。魚のフライもカラリと揚がっていました。出来上がりを見て、にんじんとみかんとオレンジとスパゲティの色がほぼ同じに見えたので、彩りを失敗したと思いました。スパゲティは赤でオレンジは黄色でにんじんは、その中間と思って立ててた献立でしたが、申し訳ありません。文化祭(はってん祭)も、大成功に終了して、今日は普段の生活に戻りました。子ども達の食欲も、普段通りでした。
この日は、出張でした。アップが遅くなり申し訳ありません。また、検食簿を書いて下さっている教頭先生のコメントを紹介します。「今日のメニューは、昔を思い出させてくれるような献立でした。大根の煮物は、特に素朴な味で、生姜の隠し味が印象に残りました。この歳になると、最近のカタカナで記された料理よりも、素朴で幼い頃を思い出させる料理が肌に合うようになりました。子ども達にも、色々な世代にふさわしいような給食の提供ありがとうございます。ごちそう様でした。」ということでした。検食簿の記入、いつもありがとうございます。
今日は、久しぶりのパンでした。小さなドライパインが入っていて、パインの香りがしました。「パインパンは初めてですね」と小4の男の子に言われて、そうだけどよく覚えているなあと感心しました。今日の給食の献立紹介は中3のK君でした。2週間くらい前から、練習してばっちりだったそうですが、本番でマイクの使い方にとまどって、心が折れてしまい話せませんでした。しばらくすると、M君が来て、かわりに放送してくれました。K君はM君の放送の言葉に沿って、小さな声でつぶやいていました。次回は、K君も放送できそうですね。助っ人で登場したM君に感謝しました。
今日は、とても嬉しいことがありました。いつも12時30分ごろに、食堂で生徒の放送をしています。その日の給食献立や、赤黄色みどりの食べ物の働き等の紹介をするものです。今日は高等部3年の当番でした。すると、今日はT君が、さっと立ってきてニコニコしながらマイクを握りました。いつものように、私が紹介すると、小さな声で全部の文章を読むことができました。これまでは、恥ずかしがって一回も放送することができませんでしたが、やっと今日全部を読み終えることができて本当に良かったです。やればできる、願いは叶うと思った日でした。
秋になって、果物や芋類が美味しくなりました。みそ味けんちん汁の中の里芋も、生を使いましたが、もっちりしていてとても美味しかったです。りんごは青森産でしたが、酸味と甘みがたっぷりでした。サラダは、せん切りの大根ときゅうりとパプリカを三杯酢で和えて、オーブンでから煎りしたちりめんじゃこを上に飾りました。写真では、よくわかりませんが、とても綺麗に仕上がっていました。見た瞬間、うさぎリンゴの赤が目に飛び込んできました。やっぱり、赤や黄色は食欲をそそりますね。
「煮豆、美味しかったです」と中1の女の子から、聞きました。子ども達は、煮豆は苦手かなと思っていましたが、少し安心しました。豆は、鉄分や食物せんいが多いですので、ご家庭でも食べてほしい食品です。サラダやスープや佃煮など、色々な形に変身できる豆類ですので、是非お使い下さい。また、今日のちらし寿しは、酢飯の中に鶏肉や蓮根やごぼうやにんじんなどを煮て調味した具を混ぜました。その上に、花形にんじんや蒲鉾や錦糸卵やきゅうりを飾りました。とっても、美味しかったです。
今日は、みんなが大好きな唐揚げです。カウンターでは小学生も、少しでも大きな唐揚げを選ぼうと真剣でした。また、給食を食べ終わった高等部の生徒がカウンターに残った唐揚げの皿を、じぃーと見つめていました。多分、「僕は唐揚げ大好き、おかわりをしたいなあ」ということだったと思います。「ごめんね、昼の給食はおかわりないのよ。」と、心の中で彼の後ろ姿に向かってつぶやいていました。
今日は、いつも検食(安全かどうか事前に食べるお毒味役)をしてくださっている教頭先生のコメントを紹介します。【個人的には、麺類は好物の一つです。コシがあって、ソースも大変美味しくいただきました。大量のスパゲティの麺類を子ども達の時間に合わせて、冷えないように提供していくことの大変さを感じました。スィートポテトのさつま芋は、県内産と聞きました。手作りの素朴さと甘さを味わっています。ごちそうさまでした。】と、いつも温かいコメントをいただき、ありがとうございます。給食を作る者の励みになっています。
和食の煮魚は子ども達は、苦手だろうなあと思ってゼリーをつけました。「魚料理にゼリーがついていると、魚を食べたらゼリーを食べられるよ、と子ども達に言えるので助かります」ということを、担任の先生から聞いたことがあったからです。ゼリーで誘って魚を食べさせるという攻略方法のようです。苦手な物でも少しずつ食べて、だんだんと食べる幅が広がってほしいと願っています。さて、「昨日、キムチチャーハンを食べたら、韓国に行きたくなりました」と、中学部1年の女の子から聞きました。そこまで発展するとは、予想もつかないことで、とても驚きました。以前に、行ったことがあるのでしょうね。
食べ終わった中学部と高等部の女子2人から、「今日のチャーハンもチリコンカンも、とっても美味しかったです」というコメントを聞きました。チャーハンもスープもちょっと重いかなと心配していましたが、食べてみて「おっしゃる通り、本当に、美味しい」と思いました。ただ、あっさりした果物かゼリーを付けた方が良かったかなと、後で反省しました。しかし、キムチチャーハンもほとほどに辛みがきいていて、スープもマイルドに仕上がっていました。私の献立面での不足分を、調理の先生方の調理技術でカバーしていただいていました。本当にいつも、感謝しています。
今日は、栗や里芋などの秋らしいメニューにしました。高等部の農芸班でも、栗の収穫が今日もあったようです。魚のみぞれ蒸しは、カップに下味をつけた魚を入れて、水切りした大根おろしに卵白を混ぜた物をかけて蒸します。その上に、だし汁を調味してとろみをつけたあんをかけて、花形のにんじんやシメジやインゲンを飾りました。とても手のかかった蒸し物で、蓋付きの食器に入っていたら、高級料亭のようです。子ども達は、魚の蒸し物は苦手かなと思っていましたが、残滓もあまりなく安心しました。また、「あっ、栗ご飯、私大好き」という中学部の女の子の声を聞いて、とても嬉しくなりました。