今日は、一学期最後の給食でした。カウンターの最後の所で、きょろきょろして「アイスクリームはどこかな？」と、捜している雰囲気を感じました。みんな、アイスクリームのことを、楽しみにしていたようで、「アイスクリームはすぐ溶けるので、給食を食べ終わってから取りに来てください」と、お願いすると、カレーを食べ終えて、続々ととりにきてくれました。一人一人の嬉しそうな表情を見ていると、私の方が嬉しくなりました。「どうぞ」と、差し出すこの瞬間が好きなんです。
今日は、大型の台風が近づいていたので心配しましたが、風がひどいくらいで暴風雨にはならずにすみそうです。少し安心しています。ところで、明日が終業式ですので、夏休みがやってきますね。子ども達は長い休みに入りますが、生活リズムを崩さないように、「早寝早起き朝ご飯」で、長い休みを乗り切ってください。そして、給食のように牛乳を一日一本は飲んでください。カルシウムが豊富に含まれていて、背を高くしたり、神経調整の働きなどをします。おやつには、冷たいアイスやジュースよりも、果物や牛乳がおすすめです。
シシリアンライスのメニューは、今日で３回目になります。牛肉が高くてなかなかできないのですが、肉とマヨネーズとご飯のコラボレーションなので、子ども達は大好きです。夏の果物のスイカも付けていたので、「今日、ごちそう」という声が、何回か聞こえてきました。喜んでもらえて嬉しかったです。また、今日は高等部全員と中学部３年数名で、食堂の大掃除をしてもらいました。食堂の中にある机や椅子を全部出してから、雑巾やほうきで掃除してワックスをかけて、最後にまた机と椅子を食堂に戻してもらいました。おかげで、食堂がピカピカになり、とて気持ちよく給食を食べることができました。掃除をしてくれたみんなに感謝しています。ありがとうございました。
今日の佐賀県産・・・米、牛乳、きゅうり
今日は、高等部の水泳大会でした。最後の学年対抗リレーだけ見ましたが、みんなプールで楽しそうに泳いでいました。リレーの前の自由な時間には、水につかり思い思いに浮かんだり、泳いだり自由な魚になった気分のように見えて楽しそうでした。水着も、みんなかっこよかったです。泳いだあとは、疲れただろうなあと思いました。
今日の佐賀県産・・・米、牛乳、卵、きゅうり
「冬瓜」は冬の瓜と書きますが、旬は夏です。昔は、夏にできた物を冬まで貯蔵して食べていたので、この名前がついたそうです。冬瓜そのものには、味がありませんが、エビや鶏肉と一緒に煮るとその味がしみこんでとても美味しくなります。子ども達は、冬瓜がやや苦手かなと思い、ハンバーグと組み合わせました。冬瓜は、ラグビーボールのように楕円形の大きな瓜です。年に１回は、冬瓜を味わってほしいと思い、このメニューにしました。
今日の佐賀県産・・・米、牛乳、卵、玉ねぎ（高等部３年生の学級園作）、小ねぎ
今日の親子丼の玉ねぎは、高等部３年生が学級園で作った玉ねぎでした。今年もたくさんできて、コンテナ２箱、さらにいただきました。３年生にとっては自分たちで作った玉ねぎなので、思い入れもあり、美味しかったことと思います。献立紹介の時に、朝、K君に玉ねぎを運んでもらったことを紹介すると、「玉ねぎ、どうぞ食べて下さい」と、そのK君が言ってくれました。本当にありがとうございました。感謝していただきますね。
今日は、昼前に臨海学習から帰ってきた子ども達も一緒の給食でした。「臨海学習は、何が良かったですか」と、始めて参加した小学部３年生に聞くと、「何でも良かったです」という返事でした。楽しい様子が伝わり、良かったですね。また、７月は暑いので、春巻きやキムチスープで夏バテを予防してほしいと思って立てた献立ですが、夏バテぎみの人はあまりいないようでした。
今日は、七夕です。今日のメニューの中に、星を３ヶ入れました。鮭ずしの上の星形にくり抜いた薄焼き卵、そうめん汁の中のおくらの形、ゼリーの上の星少々です。カウンターの前でも、ゼリー
に「可愛い」という声や、「あっ、七夕だね」という声が聞こえてきました。これからも歳時記の時には、行事を思い出すことができるメニューを考えていきたいと思っています。透明のゼリーも爽やかで、美味しかったです。それも、作ってくださる調理の先生方のおかげと思っています。また、子ども達の反応がすぐ聞けるのは、とても良いし嬉しいですね。下の写真は、子ども達が「今日の残りは少ないよ」と、教えてくれたように残滓は極小で、とても嬉しかったです。ゼリーは、星形に飾りました。
明日は、七夕です。天の川を見ることができるでしょうか。また、小学部３年生から中学部２年生は、波戸岬で臨海学習です。本当に、明日は晴れたらいいですね。今日、久し振りのパンでした。昨年から、唐津のパン屋さんからの納品ができなくなりました。そのため、佐賀市の学校給食会さんが唐津まで取りに行かれて、学校まで届けてもらっています。遠いですので、とても有り難いと思っています。今日の佐賀県産・・・パン、牛乳、鶏肉、卵、玉ねぎ、きゅうり
高等部の生徒が食堂に入ってきて、カウンターの前で「また、しそ」とつぶやく声が聞こえてきました。しその葉は苦手ということでした。６月末の先週にも、「焼き魚」を入れていたので、記憶が残っていたのでしょうね。月が変わった時に、また繰り返してしまって、「ごめんね」という気持ちで一杯になりました。苦手な物が、連続していた少しがっかりしたのでしょうね。ただ、この鯖の焼き魚は、苦手な物の多い自閉症の生徒が、進んで食べられるメニューです。やはり、全ての子ども達の好みに合うのは、難しいようです。ヒジキも酢の物か煮物にすると、純和風の日本型食生活の典型の献立になりますが、一つくらいは、サラダにした方が子ども達の好みに合うかなと思って組み合わせました。また、根菜類たっぷりのさつま汁には食物せんいが多いですよ。
カレーの中には、夏野菜のかぼちゃやトマトやなすなどを入れました。太陽の恵みをたっぷり浴びた野菜たちです。免疫力を高めるカロテンをたっぷり含んでいますが、カロテンは体の中でビタミンAにかわります。このカレーは季節限定のメニューになります。また、本来の中華料理では、杏仁豆腐は杏の実の中の白い物を使って作ります。今日は、牛乳や生クリームを使ってさとうやゼラチンで作りました。
