2017年6月20日火曜日

6月20日(火)の給食

ごはん、牛乳、サバの味噌煮、野菜の甘煮、揚げぎょうざとキャベツの和え物、お麩のすまし汁  798kcal
今日のサバの味噌煮は、米みそ・麦みそ・赤みその3種の味噌を使ったので、風味がよく、コクがあっていつもよりさらにおいしくしあがりました!(^O^) 子どもたちも気に入ってくれたようで、いつもよりパクパクおいしそうに食べていた子もいたようです(^^)
 じつは、子どもたちがパクパク食べやすいのには、味以外にも理由があります。本校の給食の魚は毎回『骨なし』なのです。魚屋さんが、全て骨を抜いてくださっています。その分手間賃を取られるので、魚の単価も高くなりますが…。
 給食でこのまま骨なしを提供し続けていいのか…。子どもたちの中には、給食の魚には骨がないものとして安心しきって食べている子もいるかもしれません…。しかし、魚には元々骨があるわけで、骨がついていて当たり前!フライのように衣がついていて、箸でむしって食べない魚料理は別にしても、煮魚や焼き魚は、骨つきで調理するのが普通なので、これから先も家庭や外食などで骨つきの魚料理を食べる機会が多々あると思います。自分で骨を上手に除けて食べることができない大人にはなってほしくないな~と思うのです。『骨があっても平気!お魚が大好き!』になってほしい! 魚には、良質な脂肪酸やたんぱく質、カルシウムやビタミンなど色々な栄養素が豊富に含まれます。一日三食のうちの一食には取り入れてほしい食品でもあります!!
 給食でも、週に1~2回は魚料理が登場します。これも練習のチャンスだと思います…。今後は、学校でも魚の食べ方を少しずつ指導できればと思うのですが、突然全員に骨つきを提供するのは難しいので、骨がある場所や、どこから食べるのかなど、徐々に教えながら、骨がついている魚料理(3枚おろしの切身)を食べることに慣れてもらいたいなと思っています。(いずれは小さめのアジ丸ごと一尾の煮魚なども……) 
 2学期あたりから、寄宿舎食でも時々骨つき魚を出して、練習する機会を作っていけたらなと考えています。
 是非ご家庭でも、自分で魚をむしって骨を除けて、口に入っても口の中で探して出すことができるようになるために、少しずつ練習をしてみてください!子どもたちへのご指導をよろしくお願いします!
 下のイラストは、初心者向けのものです。本来ならば魚をひっくり返して食べるのはマナー違反なのですが、まずは骨がある場所を知って、骨をきちんと除けて食べることができるようにこのような流れで示されています。また、もし骨ごと口に入れてしまったとしても、舌をうまく使いながら、口の中から骨を出すことができるようになることも大切です! 子どもたちには是非!お魚食べの名人さんになってほしいなと思います!

今日の佐賀県産…米、小麦粉、サバ、生姜、パセリ

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