秋の味覚と言えば、松茸やさんまや栗を思い浮かべますね。栗ご飯を年に一度は食べたいと思い、いつもこの時期に栗ご飯を出しています。今日は、和風にまとめました。みぞれ蒸しは、大根おろしの水気をとって、卵白と合わせたものを魚の上にかけて蒸しました。その後、上に、くり抜いた花にんじんやしめじや斜め切りのいんげんを飾り、調味あんをかけました。手が込んでいて調理室は大変だったと思いますが、最後に食べた私も温かく美味しく感じました。作ってくださった調理員さんに感謝しています。今日の佐賀県産・・・米、牛乳、大根、さやいんげん
今日の給食は、野菜たっぷりでした。八宝菜だけで120gもあり、一食分の野菜量がだいだい摂れています。他のおかずも含めると、野菜だけで205gもありました。びっくりするほど、多かったです。やっぱり、肉や魚がメインのおかずではなくて、いろいろ入ったものもいいなあと思ったところです。また、蓮根は地元佐賀県の県産品でした。しゃきしゃきと歯触りを楽しんで食べることができました。最後の佐賀県産の味付けのりは、黒光りして風味が違いました。他国籍のメニューでしたが、食べ終わると総合的に美味しかったです。
今日は、給食の献立紹介の時に、玉ねぎの話をしました。「ミートソースの中には、玉ねぎがたくさん入っています。玉ねぎは、佐賀県は全国では2番目にたくさん作られています。1番たくさん作られているところは、どこでしょうか?」と聞くと、すぐに高等部1年生から「北海道です」という正解がかえってきました。学級園で玉ねぎをよく作っているので、その時に、生産地も学習したのでしょうね。あと、「玉ねぎは、佐賀県の中では白石町でたくさん作られていますよ。蓮根も、白石町が一番ですよ。白石町に住んでいる人は、よく知っていると思いますが・・・」と、付け加えました。地域の農産物を知ることは、郷土を愛することにもつながり、とても大事なことだと思っています。
カメラの設定ミスで、しばらくブログをアップすることができませんでした。申し訳ありません。今日の鯖は、脂がのっていてとても美味しかったです。カレー味がほのかにきいて、ご飯のおかずにあいました。磯部和えは、ほうれん草と少々のもやしをのりで和えた物で、磯の香りがしました。やっぱり、秋になると、さんまや鯖などの青魚や、さつま芋や里芋など芋類が美味しくなりますね。「天高く馬肥える秋」になったと実感しています。
お彼岸にちなんで、手作りのおはぎを作りました。
玉子豆腐も手作りです。
今日の鶏つくね煮は、山芋をおろして入れています。軟らかく仕上がっていて美味しかったですよ。また、芋の子汁は、山形県の郷土料理の芋煮にちなんだものです。東北の山形では、里芋が旬で出回る9月に、河原で芋煮会が盛大に開催されます。牛肉と里芋と根菜類を入れて、醤油味の汁の多い煮物です。懐かしいふるさとの味がする郷土料理です。
今日のドライカレーには、揚げた茄子とパプリカをトッピングしました。少し地味な彩りでしたが、食べてみるとカレー味のミンチや玉ねぎにとけ込んで、とても美味しかったです。「ドライカレー大好きです。」と言っていた小学部のM君から、「リンゴゼリーにみかんの缶詰はミスマッチですね」と、鋭い指摘をいただきました。確かに、りんごのコンポートをのせた方が良かったなあと反省しました。また、感想を聞かせてくださいね。
「今日の揚げパン美味しかった。また、作ってください。」と、何人もの子ども達から頼まれました。「実際に作ってくださった調理の先生のおかげよ。頼んでみてね」と言うと、食器の返却口で、話しているのを見て、つい微笑んでしまいました。今日は、パンが11時30分ごろに届いたので、仕上がりがギリギリで、熱々の揚げパンになりました。作り方はコッペパンを油で揚げて、きな粉とさとうを合わせたものをまぶしただけのシンプルな料理ですが、リクエストの多い人気のメニューです。また、トマトスープの中のトマトは、湯むきをしてもらっていたので、皮が口に当たらないで美味しかったです。最後に、ヨーグルトサラダで、口の中がさっぱりしました。
今日は、豚肉の角煮でした。長崎では、トンポウロウと言い、豚のバラ肉を甘辛く煮て、アンコ無しのまんじゅうに包んで食べます。沖縄にも、泡盛で煮る豚の角煮の料理がありますね。バラ肉だけの方が軟らかく仕上がるのですが、脂肪の量が多すぎるので、今日の給食では、もも肉とバラ肉を半分ずつ使いました。出来上がった角煮は、甘辛くて軟らかくて、とても美味しかったです。また、たたきごぼうも、あっさりして食物せんいも多くて噛みごたえがありました。給食の後片付けの後で、いつも肢体不自由の子ども達が給食を食べている教室によっています。今日も行くと、「Y君は、お肉をもっと食べたいと、今まで泣いていましたよ」とのことでした。今月に転校してきて、今週から給食を食べ始めたのですが、とても元気な男の子です。体格もしっかりしているし、食欲も旺盛ですね。これからは、少しお肉を多めと心がけますね。
まだまだ、気温が30度を超える日々が続いていますが、厨房や食堂は、冷房が効いていてとても助かっています。外はうだるような暑さですが、給食室内は、冷房のおかげで、食欲もあまり落ちずに食べらることができています。「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますので、来週まではこの暑さが続くのでしょうか。ところで、今日の給食は鯖でしたが、これから、さんまやいわしやあじなどの青魚は、脂がのって美味しくなりますね。私も秋のさんまが大好きです。青魚には、エイコサペタエン酸やドコサヘキサエン酸が豊富で、血をサラサラにする働きがあります。動脈硬化の予防のためにも、青魚をお召し上がり下さい。
今日は、「中秋の名月」です。一年の中で一番、月が大きく美しく見える日です。是非、夜は空を見上げてくださいね。きっと、まん丸い大きな月が出ていると思います。お月見にちなんで、今日の団子は茹でた団子を水に取って冷ました後、きな粉と砂糖をまぶしました。高等部2年生の男子は、きな粉が大好きで4本も食べたそうです。お腹は、大丈夫でだったでしょうか。少し、心配しています。さて、もう9月も中旬になろうかとしていますが、気温はまだまだ30度台で、とても暑いですね。早く、秋らしくなって過ごし易くなるのを待っています。
今日、献立紹介の放送をしてくれた小学部のM君から、「僕、高野豆腐大好きです」ということを聞きました。「高野豆腐は脂肪の少ない良質のタンパク質源だけど、子ども達は苦手だろうなあ?」と思いながら出したメニューでした。そのため、その一言はとても嬉しかったです。だしのきいた少し甘みと深みのある美味しい煮物に仕上がっていて、調理の先生方の腕に感謝しました。もちろん、コロッケもサクッと揚がっていて、とても美味しかったですよ。ご家庭でも、コロッケはじゃがいもだけでなく、かぼちゃもお試し下さい。
今日は、久し振りのししゃも焼きでした。カルシウム豊富なししゃもを、頭からしっぽまで丸ごと食べてほしいと願って出しました。子ども達は、骨ごと食べるししゃもは苦手かなと思いましたが、先生方の指導のおかげで、結構ちゃんと食べてくれていました。残滓もあまりなかったようで嬉しかったです。また、いつものようにカウンターのそばに立っていると、煮豆を取り忘れていた生徒がいたので、「煮豆を忘れているよ」と言うと、じぃーとうつむいたままでした。「苦手ですか」と聞くと、「はい」という返事で、「わかりました。仕方ないですね」と言うと、そのままテーブルにむかいました。しかし、しばらくすると担任の先生に煮豆がないことを指摘されて、自分ひとりで煮豆をとりにきました。結局、苦手な煮豆から逃れることができなかったようで、まるで人生の出来事のように、嫌なことも避けては通れないなあと私も思いました。カウンターで煮豆を取らなかった時に、私が強引にすすめていれば良かったのですが・・・。
今日も気温は30度とやや高くて、冷たい麺にはぴったりの天候でした。今日のそうめんの上には、カニカマや椎茸や錦糸卵や薄揚げやほうれん草や大根おろしを乗せました。少し気になったことは、そうめんの残滓が多かったことです。いつもの残滓は、バケツに1/5位の量なのですが、今日のそうめんの残滓はバムツに満杯でした。そうめんの1人当たりの量が多かったなあと反省しています。ただ、麺は大好きでペロリと食べた生徒も何人もいましたが・・・・。自閉的傾向の強い生徒は、温かいものしか食べられなくて、白ご飯を茶碗に入れ直してレンジで温め直したものを食べていました。
伊万里は、梨の名産地です。今は、幸水が終わり豊水がとても美味しい時期ですね。伊万里の梨は甘くて大きくて私も大好きです。その梨をすり下ろして豚肉をつけ込みました。肉が軟らかくなっていて、とても美味しかったです。子ども達は、やっぱり肉が大好きで少しでも大きいものを選ぼうとしていました。配膳した肉の量は、ほとんど同じくらいなのですが、子ども達の真剣な目つきを見ていると、楽しかったです。献立名のデジは豚肉、プルコギは焼き肉の意味ですよ。
カウンターに並び始めた小学部の男子が、「僕、キムチチャーハン大好き!」と、言っているのを聞いて、何となく嬉しくなり、「それは、よかったね」と微笑んでしまいました。ただ、辛いものが苦手な子どもがいることも知っています。そのため、小学部の子ども達には、余り辛くないものを用意してもらっています。調理の先生方の好意なのですが、とても有り難いと思っています。さて、今日の給食は、韓国の漬け物のキムチのチャーハンと、中国の和え物のバンサンスウと、アメリカやメキシコの豆料理のチリコンカンでした。本当に、多国籍の給食でしたね。
一昨日までの夏休みがなかったかのように、子ども達中心の平常の学校の生活が始まっています。給食も、夏休みという途中中断があったのですが、夏休みなど全然なかったかのように昼の真ん中の時間帯を、堂々と動いていっている感じです。今日は、シュウマイの中には、魚のつみれや豚挽肉やキクラゲやエビなどをよく混ぜて短冊切りのシュウマイの皮や錦糸卵をまわりにまぶして蒸しました。あっさりしてとても食べやすかったです。鶏ガラでスープをとりましたが、春雨や筍や白菜の感触もよく美味しくいただきました。
長い夏休みが終わり、元気にみんな登校してきました。焼けて肌が少し黒くなったり、背が伸びたりと少し変化が見られましたね。元気だったことが何よりでした。さて、今日の給食では、カレーの上に豚のヒレカツを飾ってカツカレーにしました。配膳の時に、ごはんとカレーと無添加の福神漬とヒレカツを乗せるのに時間がかかったので、カウンターの前で、子ども達や先生方に大分お待たせしました。かなり待ってもらい申し訳ありません。でも、暑い時期には最適の美味しいカツカレーでした。また、明日からも、楽しく美味しい給食の時間のしたいと思っております。